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カテゴリー別アーカイブ: 日記

~“現地調査とヒアリング完全ガイド:聞く・測る・確かめる🔎”~

皆さんこんにちは!

有限会社協和緑地の更新担当の中西です。

 

1|到着前に7割決める:事前準備チェックリスト
• 図面:配置・立面・給排水経路。無ければ手計測前提の白紙図を準備。
• 航空写真/地形:方位・影・高低差・電柱/支線・導線を把握。
• 仮コンセプト:①機能重視 ②演出重視 ③バランス案をA/B/Cで持参。
• 質問票:家族構成・アレルギー・ペット・好き嫌い・作業許容時間・防犯意識。
• 持ち物:レーザー距離計・30mスチール・スタッフ・レベル・pH試薬・土スコップ・記録用アプリ📱。

 

2|敷地での観察ポイント(体系化)
• 光:季節別日影。西日・反射光・夜の街灯位置。
• 風:卓越風向・ビル風・吹き溜まり。匂いの流れも確認🌬️。
• 土:踏圧で硬さ、泥団子で粘土比、pH簡易測定。ミミズの有無は生物性の指標。
• 水:水たまり位置、雨水桝の勾配、暗渠の必要性。
• 既存樹:根上がり・空洞・朽木菌。保存/撤去/移植の判断。
• 周辺:通学路・交通量・視線・騒音。境界標と越境枝🧭。
• 安全:崖条例・高低差・転落・手すり・機械進入。工事ヤードの確保。

 

3|“測る”の型(早い・正確・伝わる)
• 三角測量+定点写真:後から図面化できる情報だけを拾う。
• 高さ:基礎天・道路天・庭天の相対高を押さえ、排水計画の土台に。
• スケッチ:通り芯・寸法・方位を最少記号で。写真は方位シールを入れて連番📷。

 

4|ヒアリングの核心質問(家族単位)
• 普段の外の使い方(物干し/子ども/ペット/BBQ/自転車)。
• 好き/嫌いの景色(写真10枚を持参して選んでもらう)。
• 管理許容度(草取り/週・虫OK度/10段階)。
• 防犯/プライバシー優先度。
• 将来像(1年/5年/10年)。 答えは議事録に落とし、合意形成の土台に🗒️。

 

5|近隣配慮と法規の初動
工事車両の進入・作業時間・粉塵・仮設トイレ・残土搬出。景観条例や生垣指定・高さ制限は最初に役所確認。後戻りコストを消す⚖️。

 

6|“見える化”資料の作り方
• 平面図(縮尺・通り芯・勾配矢印)
• スケッチ(視線コントロール・植栽ボリューム)
• 植栽表(樹高・株立/単幹・本数・株間)
• マテリアルボード(石・木・金物)
• ラフパース(光と影が伝わると決断が速い) 資料は目的別の束にまとめ、打合せ時間を半分に⏱️。

 

7|ミニケース:30分の現地調査でどこまで決まる?
前提:20坪・西道路・2台駐車・玄関南。草取りを減らしプールもしたい。 観察:西日強烈、北側が湿りやすい、室外機×2、近隣2Fからの視線。 仮案:①目隠し70%の縦格子+落葉1本で夏の遮蔽 ②透水×砂利で防犯と排水 ③デッキ2.4×3.6+シェード ④自動潅水。 次アクション:測量→基本設計→見積の段取り化。

 

8|NG集(回避策付き)
• 「全部お任せで」→価値観の誤差で揉める:写真選択ワークで言語化。
• 「客土厚盛で解決」→層境界で水が止まる:既存土と混和+排水設計。
• 「図面なしで着工」→仕上り差異:縮尺付き平面図+樹木表を必須化。
まとめ:現地調査は仮説更新の場。観察→測定→言語化を1サイクルで回せば、設計は半分終わっています。次回は庭の骨格「植栽計画の科学」へ🌳。

 

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~“庭づくりの価値と造園業の役割:暮らし・資産・生態系をつなぐ🌱”~

皆さんこんにちは!

有限会社協和緑地の更新担当の中西です。

 

1|暮らし(QOL)を上げる“日課の装置”
朝、東面のデッキに差す斜光で体内時計が整い、夕方は西日の熱を落葉樹で受け止め、夜は低い照明で足元をやさしく導く——この一連の流れは気分転換→休息→睡眠の質に直結します🌤️。庭の価値は“非日常のレジャー”ではなく、毎日数分でも外に出る理由を与えること。例えば、玄関脇1㎡に常緑低木+多年草の「玄関花壇」を仕込み、郵便受けまでの3歩に香りと色を置く。これだけで外出時の一息が生まれ、帰宅時のただいまの視覚トリガーになります。
さらに、家事動線の短縮は思っている以上に効く。立水栓の位置をホースの巻取り半径で最適化し、物干しからデッキへの段差を15mm以内に納める。ゴミ一時置きは臭気と視線から外し、“通るたび気が重くならない”配置に。庭はメンタルの摩擦を減らす設計です🧘。

 

2|資産(不動産)価値を底上げする“顔つき”
整った外構・植栽は内装より街並みに効く広告。将来売却しない前提でも、保険料・修繕費・空室リスクの抑制に寄与します。雑草だらけの裸地は雨の跳ね返りで外壁を傷め、排水不良は基礎周りの劣化を早めます。逆に、雨庭(レインガーデン)や透水性舗装で外周の水を制御すると、建物寿命への良影響がデータとして積み重なる。資産価値は「写真映え」×「維持容易性」で決まると覚えてください📸💹。

 

3|環境(生態系)と街の健康に効く“小さな循環”
ヒートアイランドが進む都市では、打ち水効果と蒸散が気温・体感温度を下げます。落葉樹の夏の遮熱/冬の採光は自然の空調。地面を全面コンクリートで固める代わりに、地被植物+透水で半分だけ固めると、雨水の逃げ道と生き物の回廊が残ります。蝶や蜂が立ち寄る庭は、近隣の子どもに季節の学びを提供し、地域の生態リテラシーも上げる📗🦋。

 

4|造園の仕事フロー(8ステップ)
1) 問合せ:用途・予算・時期の仮設定。写真・図面の取り寄せ。
2) 現地調査:方位・風・排水・既存樹・インフラを計測(第2回で詳細)。
3) 企画・コンセプト:3方向(機能/演出/バランス)でラフ案。
4) 基本設計:平面図・立面・植栽表・マテリアルボード。
5) 見積:数量拾い→歩掛→原価→OH→利益(第27回)。
6) 契約・近隣案内:工程・車両・騒音の周知。既存物の保護養生。
7) 施工:土木→配管→電気→構造→舗装→植栽→照明。
8) 引渡し/アフター:管理計画と保証、点検スケジュール(第30回)。 この一連を写真・図・仕様で一貫管理するのがプロの造園業です📋。

 

5|“お任せ”は危険。価値観の言語化を
好き/嫌いの景色・素材・色を写真で共有し、管理許容度(草取り/月・虫OK度)を数字化。優先順位は3つに絞る(例:①駐車2台②プライバシー③草取り半減)。「何となく良い」では10年後に破綻します🎯。

 

6|10年スパンで“成熟する庭”を設計する
竣工直後の“映え”より、3年活着+7年成熟を見据えます。植栽は混植で多様性を持たせ、根域・株間・剪定方針を最初に定義。照明は交換容易なローボルト、水景はフィルター清掃動線を確保。維持のしやすさ=美しさの持続です。

 

7|小さく始める具体策
• 玄関脇1㎡に常緑+多年草で“ただいま花壇”🌼
• 室外機の前に通風を妨げない目隠し+下草で熱・音の緩衝帯
• 立水栓の移設または二口化でホースの導線短縮
• 土の団粒化:腐葉土・バーク堆肥で“ふかふか”に

 

8|ケーススタディ(30坪・子育て世帯)
要件:駐車2台、芝は最小、プール・BBQ、視線カット、草取り1時間/週以内。 解:アプローチは透水×砂利敷で防犯+排水。主木は落葉1本(西日遮蔽)+常緑2本(目隠し)。人工芝+デッキに可動シェード、目隠し透過率70%。自動潅水と掃き出し点で運用を軽く。概算:220〜320万円。

 

まとめ:庭は“飾り”ではなく“暮らしの機能”。造園業は設計・施工・維持で10年伴走し、家族と街の時間を整える仕事です。次回は、成功の7割を決める「現地調査とヒアリング」へ🔎。

 

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~“緑で価値を上げる”~

皆さんこんにちは!

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~“緑で価値を上げる”~

 

オフィス、商業施設、マンション、学校、公園。緑は“コスト”ではなく“投資”です。快適性・集客・就労生産性・地域合意・ESG/SDGs——造園はこれらを一体で底上げします。ここでは企業・公共向けに、企画→設計→施工→維持管理を“数値”と“仕組み”で回す方法を解説します。

1|KPIから始めるグリーンデザイン 📊

  • 快適性:暑熱指数(WBGT)・日陰率・風通し

  • 運用:清掃頻度・潅水量・剪定工数・維持費

  • 価値:滞在時間・歩行導線・売上寄与・満足度★
    → 設計前に現況を計測し、改善目標を数字で設定。

2|ヒートアイランド&雨対策:LIDの実装 💧

  • 雨庭(レインガーデン)/透水舗装/バイオスウェイルで雨水を貯めて浸透

  • 日陰設計:落葉高木で夏は日陰、冬は採光。蒸散冷却で体感温度を下げる。🌬️

  • 屋上・壁面緑化軽量土壌+自動潅水でメンテ負荷を可視化。

3|“景観×生態”を両立する植栽戦略 🐦🦋

  • 在来種中心+花期リレー:四季に花粉・実の“出番”をつくる。

  • **低木・下草の“塊植え”**でメンテ効率UP&生物多様性を確保。

  • 芝≠正解:半日陰はグラウンドカバー(ディコンドラ・リピア等)で維持費を圧縮。

4|安全・法令・近隣配慮 🛡️

  • 高所剪定・伐採:ロープ高所/高所作業車の資格・合図・立入規制を標準化。

  • 薬剤はIPM:機械的・生物的・化学的手段を段階適用。掲示とドリフト対策は厳守。

  • 騒音・粉じん:時間帯・散水・電動機器の活用でクレームゼロ運用。🔇

5|DXで“迷わない・漏れない・待たせない” 📲

  • クラウド台帳:樹種・樹高・施工履歴・薬剤・灌水量をQRで管理。

  • 点群・ドローン:樹冠投影・陰影解析で剪定前後の効果を可視化。

  • 自動潅水×土壌水分センサ:給水の省人化&適量化

6|年間管理契約の設計(例)📅

  • 月次:除草・清掃・軽剪定・枯葉回収

  • 季節
     春=施肥・新芽保護🌸/夏=灌水・害虫点検🌻
     秋=更新剪定・落葉管理🍂/冬=寒肥・防寒⛄

  • 四半期レポート:作業記録・写真・改善提案・次期予算の根拠をワンセットで。

7|サイン・照明・動線の“ラスト10%”で差をつける 🔦➡️

  • 足元照明+アップライトで“安全と映え”を両立。

  • 動線は“回遊”:緑の島を点ではなく連鎖させ、歩きたくなる外構へ。

  • サイン:樹名・開花期・由来を小さく上品に——学びが滞在を延ばす。📖

8|ミニケース:商業施設の外構リニューアル 🛍️

  • Before:広い芝+灌水負担大。夏は照り返しで回遊性低下。

  • Afterレインガーデン+落葉高木+下草塊植え+透水舗装+ベンチ&照明
    真夏のWBGT▲2.1目安/ベンチ稼働率↑/夜の写真投稿↑で来店滞在時間が増加。📈

9|見積の透明化とコスト最適化 💴

  • 初期費・維持費・更新費を分解提示。

  • “手間の見える化”(剪定規模・潅水回数・清掃量)で納得の合意形成。

  • 設計段階で維持を減らす:植物選定・自動化・動線整理が最強のコスト対策。

まとめ&ご提案 ✨

企業・公共の緑は、KPI設計×LID×DX×安全運用で“投資価値”に変わります。
現況計測→改善案→試算→施工→管理レポートまで一気通貫でご支援。
まずは**現地診断(無料)**から、最適なグリーンプランをご提案します。📩🌳

 

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~”庭リノベ術~

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~”庭リノベ術~

「今の庭、なんだか使っていない…」「管理が大変」——そんなお悩み、**設計と植物の“相性合わせ”で一気に解決できます。ここでは小さめの庭(約3〜10坪)**を想定し、設計→施工→年間管理までをプロ目線でわかりやすく解説します。✨

1|最初の7つの質問(設計ブリーフ)

  1. だれが、いつ使う?(朝コーヒー/夜の一杯/子ども・ペット)

  2. 日射は?(午前・午後・通年)

  3. 風・視線は?(隣家窓・道路からの目線)

  4. 収納は?(ガーデンツール/自転車)

  5. 水は?(散水栓・雨水タンク)

  6. 音は?(道路・学校・店舗)

  7. 予算と管理時間は?(毎週10分 or 月1回)⌛

ここで**“使い方>見た目”**を決めるのが失敗しないコツ。

2|3坪でも映える“黄金レイアウト”3選

  • L字リビング庭:デッキ+L字の植栽帯。奥に向けて樹高を上げ奥行きを演出。

  • センターフォーカス:中央にシンボルツリー、周りは踏める下草で囲う。動線は周回に。

  • スリットグリーン:細長敷地に縦ストライプの植栽帯+砂利通路で“広く見せ”。

3|“土”を整えれば8割勝ち

  • 客土と腐植で透水性&保水性を両立。

  • マルチング(ウッドチップ・バーク)で雑草抑制&乾燥防止。

  • 鉢植えは二重鉢+軽石層で根腐れ回避。

4|プロの“半日で雰囲気激変”メニュー ⏱️

  1. 既存剪定・抜根 → 2) 土壌改良 → 3) 低木・下草の塊植え → 4) 砂利縁+エッジ材 → 5) スポットライトで夜の立体感
    ※“足元暗く、樹冠明るく”が基本。眩しくない配光を選ぶ。

5|失敗しない“植物レシピ”(関東平野の一例)

  • 日向:シマトネリコ/アオダモ/ヤマボウシ+ラベンダー/タイム/アガパンサス

  • 半日陰:ソヨゴ/ヒメシャラ+ヒューケラ/ギボウシ/クリスマスローズ

  • 日陰:アオキ/ナンテン+フッキソウ/ヤブコウジ/ベニシダ
    常緑:落葉=6:4で四季をつくると通年で美しい。

6|“水やり・剪定・病害虫”ミニマムルール ️✂️

  • 水やり:新植1か月は朝1回。真夏は+夕方。深く・たっぷり

  • 剪定:常緑は春終〜初夏/秋、花木は花後が基本。

  • 病害虫:まず風通し。薬は被害部位を狙い撃ち。IPM(総合的防除)の発想で“やり過ぎない”。

7|“庭と暮らす”年間管理カレンダー

  • :追肥・新芽保護・花後剪定

  • :灌水強化・マルチ増し・害虫見回り

  • :更新剪定・落葉掃除・球根植え

  • :寒肥・防寒・照明角度見直し

事例ミニノート

北向き3坪の細長庭。スリット植栽+白砂利+常緑多めで明るさ確保。夜はスポット2灯で**“奥行き2倍見え”を実現。家族の在庭時間が週0→週3**に増加。

まとめ&ご提案 ✨

小さな庭ほど設計と土づくりが決め手。“使い方”→“レイアウト”→“植物レシピ”の順で考えれば、維持もラクに。
現地調査・プラン提案から施工・年間管理
まで、まるっとお任せください。

 

 

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~プロに頼む庭づくりのメリット~

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🌳プロに頼む庭づくりのメリット

~理想の空間を、もっとスムーズに・もっと確実に~

「庭をきれいにしたいけど、どうすればいいか分からない…」
「自分でやるのは大変そう…」
そんなときこそ、プロの庭づくり(造園業者)に相談することをおすすめします

プロに任せることで得られるメリットは、見た目の美しさだけではありません。
設計・施工・管理までトータルでサポートしてもらえるため、安心して理想の庭づくりを実現できます✨


🌼1. 理想をカタチにする「デザイン力」

プロの造園業者は、お客様の希望やライフスタイル、土地の条件に合わせた最適なプランを提案してくれます。

  • 「ナチュラルで癒しの庭にしたい」

  • 「雑草が少なくて手入れが簡単な庭がいい」

  • 「子どもが安心して遊べる庭にしたい」

こうした要望をヒアリングし、植栽・ウッドデッキ・照明・水回りまで一体で設計することで、より使いやすく、長く楽しめる庭空間が完成します。


🛠️2. 複雑な施工もすべてお任せ!

庭づくりは、植物を植えるだけでなく、土壌改良・排水設計・基礎工事・石張り・タイル敷きなど多岐にわたる工程が必要になります。

  • 植物の選定と配置(季節・日当たり・水はけに合わせた設計)

  • ブロック塀やフェンスの設置

  • 照明や自動散水システムなどの設備工事

こうした自分では難しい・危険を伴う作業も、プロなら安全かつ効率的に対応してくれます。


🕒3. 手間・時間・失敗リスクの削減!

「週末に少しずつDIYで…」という選択も魅力的ですが、実際は材料の準備や施工ミス、設計変更などで思った以上に時間と手間がかかることも

プロに依頼すれば、

  • スムーズな段取り

  • 専門的な判断

  • 仕上がりの確実性

をもって、短期間で高品質な庭を実現できます。仕事や育児で忙しい方にとっても、安心して任せられる点は大きなメリットです。


🌱4. アフターケアやメンテナンスも安心

植物は「植えたら終わり」ではありません。剪定・施肥・病害虫対策など、日々のケアが必要です。

プロに依頼していれば、

  • 年間を通じたメンテナンスプランの提案

  • 不具合の早期発見と対応

  • 育て方や管理方法のアドバイス

など、継続的なサポートを受けられるのも安心ポイント。初めて庭を持つ方でも、不安なくガーデンライフを楽しめます。


🌸まとめ:プロとつくる、長く愛せる庭空間

庭づくりをプロに任せることで、デザイン性・施工品質・使いやすさ・管理のしやすさすべてを備えた空間を手に入れることができます。

「雑草が多くて放置している庭をどうにかしたい」
「花の咲く四季折々の美しい庭にしたい」
「趣味や家族の時間を楽しめるスペースをつくりたい」

そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度プロに相談してみてはいかがでしょうか?
理想をカタチにし、家の価値と暮らしの満足度を同時に高めてくれるのが、プロによる庭づくりです🌿✨

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~剪定のポイントとコツ~

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🌿剪定のポイントとコツ

~植物の健康と美しさを引き出すために~

「剪定って難しそう…」「どこを切ればいいの?」と感じていませんか?
実は、剪定の基本を押さえれば、初心者の方でも安心して始められる作業です。
この回では、剪定の目的やタイミング、具体的なやり方から道具選びまで、わかりやすくご紹介します!


✂️ 剪定の基本は「風通し」と「健康維持」

剪定の目的は、ただ見た目を整えるだけではありません。
植物を健康に育て、花や実をより美しく・多く楽しむための重要な作業です。

✅ 剪定の主な目的:

  • 枯れ枝・病気枝の除去
     → 病害虫の予防、株全体の健康を守る

  • 風通し・日当たりの確保
     → 株元に光と空気が届き、蒸れやカビを防止

  • 形を整える
     → 樹形が崩れないように調整し、美観を保つ

  • 新しい芽を促す
     → 不要な枝を切ることで、若く元気な枝が育ちやすくなる


🌹 季節ごとの剪定のポイント

剪定は季節によって目的が変わります。特に庭木や花木は剪定の時期を間違えると、花が咲かなくなったり弱ってしまうこともあるため、以下を参考にしましょう。

🔸 冬(休眠期)の剪定:構造づくりのタイミング

→ バラやアジサイなど、春から夏に花を咲かせる植物は、冬の間にしっかり剪定することで、春に多くの花を咲かせます。
この時期は葉が落ちて構造が見やすいため、大きく整えるのに最適です。

🔸 夏前・秋の剪定:軽めの整枝

→ 植物が伸びすぎて形が乱れたり、混み合った部分を間引くことで、風通しが良くなり病害虫を予防できます。

✨豆知識:

アジサイは開花直後の夏に剪定しないと、翌年花がつかないことも。
花が咲く「前年枝」を切ってしまうと花数が減るので要注意です!


🛠️ 剪定に使う道具と選び方

正しい道具を使うことで、切り口がきれいになり植物へのダメージを最小限に抑えられます。

✂️ 剪定ばさみ(ハンドタイプ)

→ 小枝や細い茎を切るのに適しています。刃がよく研がれているか、サビていないかチェックしましょう。

🔧 太枝切りばさみ・ノコギリ

→ 枝が太くなってきた場合は、専用の太枝ばさみや剪定ノコギリがあるとスムーズ。樹木の高さや枝の太さに応じて選びましょう。

🧤 手袋・保護メガネ

→ バラなどトゲのある植物には手袋必須。飛び枝や切った枝で目を傷めることもあるので、安全対策も忘れずに!


💡 剪定のちょっとしたコツ

  • 交差した枝・内向きの枝は思い切ってカット!
     → 枝同士がこすれて傷ができたり、風通しが悪くなります。

  • “芽の向き”を見てカット!
     → 新芽が外側に向かって出るようにカットすると、樹形が広がって美しくなります。

  • 切り口は斜めに、雨が溜まらないように!
     → 水が溜まると病気の原因になるため、斜めに切って水はけ良く


🌼 まとめ:剪定は植物との対話

剪定は、植物の状態をよく観察し、健康を保ちながら美しさを引き出す「お手入れの時間」です。
始めはどこを切っていいか迷うかもしれませんが、“枯れた枝を切る・混み合った部分を間引く”この基本を守れば、誰でも始められる庭仕事です。

迷ったときや難しそうな樹種の場合は、造園業者やプロのアドバイスを取り入れるのもおすすめです。
道具の選び方や正しい剪定方法を知っていれば、きっと剪定の時間がもっと楽しくなりますよ😊

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~病気の予防~

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~病気の予防~

 

樹木の病気は、森林資源の価値を大きく損ない、林業経営に深刻なダメージを与える要因です。特に気候変動や外来病害虫の影響により、今や病気は「まれな事故」ではなく「予防すべき恒常的リスク」になっています。林業における病気の予防法を多角的に解説し、現場で実行可能な対策をご紹介します。


1. なぜ予防が重要なのか?|林業における病害対策の本質

  • 病気が発症してからでは治療にコストと時間がかかる

  • 周囲の樹木へ感染が広がるリスクが高い

  • 生産木・景観木・生態系保全木の健全性維持のためにも重要

→ 林業における病害防除は「事後対応ではなく事前予防が基本


2. 予防の基本原則:3つの視点から見る病気対策

◾ 環境管理:病原体の繁殖を防ぐ

  • 間伐・枝打ちで風通しを良くする

  • 過密植林の解消

  • 林床の水はけ改善

→ 湿気や密集が原因となる病気(例:スギ赤枯病、葉枯れ病)には特に有効


◾ 衛生管理:感染源の除去

  • 病気の兆候がある木の早期伐倒・焼却

  • 伐採後の切り株に殺菌剤を塗布

  • 伐採機械の消毒による病原体の拡散防止

→ 松くい虫病・ナラ枯れなどの二次感染を防ぐために不可欠


◾ 品種・構成管理:抵抗力のある森づくり

  • 耐病性品種(クローン苗や改良品種)を選定

  • 樹種の多様化で一斉感染を防ぐ

→ モノカルチャー(単一種の植林)は病害発生のリスクを高める


3. 病気別の具体的な予防策とポイント

病名 主な予防策 補足
松くい虫病 樹幹注入(薬剤)、マツノマダラカミキリのトラップ設置 周辺の健康木も予防注入対象にする
ナラ枯れ バイオトラップ、罹患木の除去 春〜初夏の繁殖期前の伐採が効果的
スギ赤枯病 通風改善、密植回避、枝打ち 高湿度環境での拡大を防ぐ

4. 新技術の導入:テクノロジーで病気予防を支援

  • ドローンによる空撮診断

  • AI画像解析で病葉・変色葉の早期発見

  • GPS付きフェロモントラップで発生マッピング

→ 省力化と早期対応を両立するスマート林業への展開が進行中


5. 制度・補助金の活用で予防対策を加速する

  • 林野庁の森林病害虫防除事業補助金

  • 各自治体による樹幹注入費用補助

  • 国立研究開発法人の診断・評価支援

→ 予防策には費用がかかるが、補助制度を活用すれば経済的負担が軽減


6. 持続可能な森林経営のために:地域全体での連携が鍵

病気予防は単独の林分(森林区画)だけでは限界があるため、

  • 地域の森林組合との連携

  • 隣接地所有者との協議

  • 市町村単位での面的防除の計画立案

が今後ますます重要です。


病気予防は、「木を守る」ことではなく「森全体を健康に保つ」ための総合的アプローチです。森林の価値と生態系のバランスを守るためにも、予防的な管理こそが次世代造園業の基盤となります。

 

 

 

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~樹の病気~

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~樹の病気~

 

 

健全な森林経営には「樹木の健康管理」が欠かせません。特に気候変動や外来病害の影響で、近年では樹木の病気が多発し深刻な打撃を与えるケースも増えています。本記事では、代表的な樹木病害とそのメカニズム、現場での対処法について深く解説します。


1. なぜ樹は病気になるのか?|発病の3要因(病気の三角形)

病気は以下3つの要素が揃った時に発生すると言われます。

  • 感受性宿主(病気にかかりやすい樹種)

  • 病原体(菌類・細菌・ウイルス)

  • 適した環境(湿度・温度・密度など)

林業においては、密植状態や排水不良、外来種の侵入が「病害発生のトリガー」になりやすい傾向にあります。


2. 代表的な樹木の病気とその特徴

◾ 松くい虫病(マツ材線虫病)

  • 原因:線虫とその媒介昆虫(マツノマダラカミキリ)

  • 症状:葉の褐変、枯死

  • 被害例:日本全国のアカマツ・クロマツ林で大被害

  • 対策:伐倒駆除・薬剤樹幹注入


◾ ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ被害)

  • 原因:ナラ菌+カシノナガキクイムシの複合被害

  • 症状:急激な枯死、樹皮下の虫孔多数

  • 影響樹種:コナラ、ミズナラ、カシ類

  • 対策:バイオトラップ設置、予防的伐採


◾ スギ赤枯病(スギ黒点病)

  • 原因:糸状菌(カビの一種)

  • 症状:葉が赤く変色し枯れる

  • 発症条件:高湿度・過密林

  • 対策:間伐による風通し改善、耐病性品種の利用


◾ シイタケ原木における白色腐朽菌(トラブル例)

  • 被害例:原木が腐敗し商品価値を失う

  • 対策:伐採時期の管理、菌種の競合回避


3. 気候変動と病害の拡大リスク

  • 暖冬により病原体の越冬率が上昇

  • 長雨による土壌菌の活性化

  • 台風・風害後に傷口から侵入する二次感染

自然災害+病気のダブルリスクが林業経営を不安定にしています。


4. 現場での防除・予防策の基本方針

対応策 内容 実施例
衛生管理 病木の早期発見・伐採・焼却 松くい虫対策
環境改善 間伐・枝打ちで風通し確保 赤枯病予防
化学防除 樹幹注入、フェロモントラップ ナラ枯れ対策
抵抗性利用 耐病性苗木の植栽 スギ耐病系統の導入
監視体制 ドローンやAIによる林分診断 検知技術の導入実証中

5. 行政と連携した対策と補助制度の活用

  • 林野庁による森林病害虫防除事業

  • 都道府県単位での薬剤注入補助

  • 防除費用の一部助成制度

→ 地域単位での面的対策(森林全体の健全化)が鍵を握ります。


樹木の病気は林業における「見えにくいリスク」でありながら、経済的損失や森林の機能低下を招く重大な課題です。単なる駆除ではなく、環境管理・多様性・予防重視の森づくりが、長期的な林業経営の安定に繋がります。

 

 

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